日本代表の健闘に拍手−−。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦で日本がパラグアイと戦った29日夜、中区の歓楽街にあるスポーツバーは詰めかけた客らで熱気に包まれた。惜しくもPK戦で敗れ去ったが、「いい試合だった」と満足そうだった。
中区胡町のスポーツバー「スポーツエリアブリックス」では、深夜のキックオフにもかかわらず、大勢のファンが集まり店外にまであふれた。テレビの中継をかたずをのんで見守った。中区舟入南1の会社員、福本明生さん(29)は「結果は残念だったけど、感動した。久々にこんなに熱くなれた」と話していた。
【ジョージ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の1次リーグE組で、初戦のカメルーン戦に勝った日本は19日午後1時半(日本時間同日午後8時半)から、第2戦のオランダ戦に臨む。日本代表チームは18日、ベースキャンプ地の当地からダーバンに移動し、公式練習を行う。
日本がオランダ戦に勝ち、同じ日の午後8時半(同20日午前3時半)から行われるE組の試合でカメルーンがデンマークに勝つか引き分ければ、日本は同組2位以上が確定し、2002年日韓大会以来の決勝トーナメント進出が決まる。
国際サッカー連盟(FIFA)のランキングでは、オランダが4位で日本は45位。両チームの過去の対戦は過去1度だけで、日本は昨年9月に0―3で敗れた。
交流戦はパ・リーグ6球団が上位6位まで独占。07年5月22日の交流戦初戦にパ6球団が全勝したケースがあるが、各球団10試合以上を消化して同一リーグが1〜6位を占めたのは初めてだ。
▼ロッテ・西村監督 どうなんですかね。どうなんでしょう。分からないですね。今は順位は全く関係ない。
▼西武・渡辺監督 たまたまなんじゃないの。うちは毎年そんなに強くないよ。
▼オリックス・岡田監督 シーズンの最初から見てもパ・リーグが強いと思った。2人ぐらいいい先発がいるから、日程的に(交流戦は)人数いらんからな。去年はいい投手がWBCに出て出遅れたけど、今年は最初から元気だからな。
▼楽天・ブラウン監督 はっきりとした理由は分からないが、パ・リーグの方が優れた先発投手が多い。セ・リーグは力のある中継ぎ、抑え投手は多いが、チームが勝つためには先発投手が果たす役割の方が大きいと思う。
▼日本ハム・梨田監督(パが強いといっても)ウチは強くないもん。最下位なので全然分からない。上位のチームに聞いてもらえれば…。
▼ソフトバンク・秋山監督 上位は全部、パ・リーグになったのか。困るよ。(上位との差が縮まらないから)負けてくれないとね。
18日のソフトバンク戦(ヤフーD)でDHとしてスタメン復帰する阪神・金本知憲外野手(42)が17日、甲子園で行われた指名練習に志願して参加し、フリー打撃などで汗を流した。4月18日に連続フルイニング出場世界記録(1492試合)がストップして以来、ちょうど1カ月。勝負のDH12試合に挑む。
ナインもファンも、待ちわびた。金本が22試合ぶりに、スタメンに帰ってくる。主力は免除された移動日練習に自主参加。快晴の甲子園の下で、力強く、18日のソフトバンク戦に向けて、戦闘態勢を整えた。
見守った真弓監督は「(打順は)考えているよ。中心? どうでしょうね。お楽しみにしておいてよ。振りをみたら(まだ)100%とまでは、いかないけれどね。4打席立つと違う? そりゃ、全然違う」と目を細めた。打順の明言は避けたが、『4番・DH』が有力だ。
フリー打撃では48スイング。さらに特守中の新井を見つけると、飛び入りで一塁に入って3球捕球し「ナイスボール!!」とゲキ。左翼で守備練習も行った。最後はブルペンに入り、その後、ベンチ裏へ。計50分。ブルペンではスローイングの確認、ベンチ裏では素振りを行った模様と元気いっぱいだった。
さらにはアニキ節も。練習後「重大発表があります。新井がイップスになりました。チームでは、それをアライップスと呼びます」とジョークで弟分をイジって笑顔。交流戦を1勝3敗と出遅れたチームのムードを明るくした。
大黒柱の復帰。大阪市内の電鉄本社で対応した坂井信也オーナー(62)=阪神電鉄社長=も「DHで出てくると思うけれど楽しみやね。(チームの)雰囲気も違うようになる。投手陣はけがもあったし、多少打って助けてやらなアカン」と熱く語った。
復帰するだけでは、物足りない。同時に結果も求められている。代打では21打席17打数3安打、1本塁打2打点。打率・176。シーズンでも同・169。右肩痛の影響もあり、不本意な数字しか残せていない。坂井オーナーは「1打席ではね。1割台? それはもう。何試合かしたらそれなりの数字になるでしょう」と仮の姿だと信じている。連続フルイニング出場が1492試合で途切れ、記録の制約はない。球団首脳は「コンディションを整えれば、今まで以上に打てるだろう。選手寿命も延びる」とも話す。裏を返せば、DHでも低空飛行が続けば、金本の絶対的な立場が揺らぐ可能性もある。勝負のDH12試合(パ・リーグ本拠地のみ)。これまでのように打ちまくる姿を見せないと、正念場を迎えることになる。
スタメンなら変わる。蘇ってくれる−。それは出続ける以上に大きな重圧ではあるが、金本自身、結果を求められていることは一番わかっているはずだ。長らく、虎の4番の重圧を跳ね返してきた強い精神力。その真骨頂を、“いるべき場所”で見せつけるだけだ。
(セ・パ交流戦、阪神3−7楽天、2回戦、1勝1敗、16日、甲子園)楽天先発の田中は7回3失点、10三振を奪って今季5勝目をマークした。六回にはプロ初となる適時打も放ち、1打点を挙げた。
【写真で見る】プロ初の適時打を放った楽天・田中
田中は序盤の三回までに6三振を奪うなど順調な立ち上がり。三回に適時打、四回に本塁打を浴びたが五回からは3イニング連続で三者凡退に抑え、10奪三振の好投を見せた。
打撃でも6−3とリードした六回一死二、三塁の場面でプロ初となる適時打を放ち、走者をかえした。今季初安打で1打点をマークした田中は笑顔でガッツポーズ。2番手の片山も八回に3者連続三振の好リリーフ、九回は川岸がキッチリ抑えた。
打線は山崎武が4打数3安打と活躍。計10安打7得点で楽天が快勝し、1点差で惜敗した昨夜のリベンジを果たした。